2009年6月25日木曜日

ブランドが好きだからなんなのよ!

文化論で卒論を書こう!って今頑張っている学部生の子とお話する機会がありました。
卒業に向けてがんばるのだぞー(以上、激励であります)。

なんでも「日本人とブランド嗜好」について、階層・階級意識を交え考察する計画だそうです。
若干、階層と階級の定義を間違っていたりもしましたが、
(彼女曰く「日本は階層社会じゃない!!」。・・・うーむ。)
なぜ日本人がブランドを海外で買いあさるのか考えるのは面白い試みだと思います。
テーマは現代文化論の中でも古典的とも言えますが、だからと言って色褪せてるテーマではありません。

補足ついでにどーでもいいんですけど階層と階級は相補分布的な概念じゃなくて、両立も可です。
階層社会かつ階級社会もありえます。さぁ、どんな社会か考えてみてください(暇人オンリーで)。

上のテーマに関して、いつだったかに新書か何かで、
金で貴族のイコンとも言えるブランドを買うことに抵抗のない日本人は何てオープンなんだ!
という賛辞と、
身分もわきまえず買いあさる日本人、ミットモナイ!
という批判を拙読した記憶があります。
後者はマークス寿子さんで、
彼女の説は若干(1,000枚ほどオブラードに包んで言いいます)分析が怪しいのですが・・・。
Google Scholarや各種データベースを散見してみたのですが、
実証分析(この場合はブランド品購入の行動分析になるのでしょうか)はないようです。
だれかやってください!!

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