2009年6月15日月曜日

みなさん命名ってどうやるの?

3児の親で(嘘)、
2009年にも新しい娘が生まれる(大嘘)僕としては
どうやって子供にいい名前を付けるのかが現今の課題です。

そんな折、R25でこんな記事を発見しました。
「子供の名前、どうつけてるの?」
http://r25.jp/b/report/a/report_details/id/110000007071

そういえば毎年、生保会社がランキングしてましたね。
年々にモードといいますか、一種の流行があるようです。
10年スパンくらいで眺めてみると、ブームの変遷が明白ですね。

よくある命名法でその時点で光っている芸能人やスポーツ選手にちなむのって、
ご両親が「この子はこんな立派な人物になって欲しい」という思いが
ひしひしと伝わってきてほほえましく思います。
そんな付け方チャラいんじゃね!?のように批判される人もいるようですが、
まぁ害があるわけでなし、最後には趣味の世界なので。

ただ、反社会的なのはどうかと思います。
いつかにあった「悪魔ちゃん事件」のように、大多数の人々が
おぞましいと考える名前はどうあっても付けるべきではないです。
誰かが親による子供のペット化が安易な命名につながっていると批判してましたが、
この例はすでに犯罪です。

そんな中、外来語由来(主に英語)の難読名が観察されているとか。
「月」→らいと(読めん・・・)
「侍大」→じお(ゼ、ゼータガンダム!?)
琉煌」→るきや(る、るこう!?もしくは「ながれこう」!?)
こんな名前の子たちの出席をとる先生方のご苦労をお察しいたします。

さて、新しいモードが一度興ると保守的な方々(とあえて言ってみる)は必ずご批判いたします。
「そんな名前ケシカラン!!!」と。

どんな名前つけようが別にいいとおもうんです。ただ、名前がもたらすメッセージ内容が
反社会的ではないことは遵守すべき条件ではありますが。
ただ、面白いのが新しいモードの言語要素です。
「月」がどうやって「らいと」になるんですか?
文字が本来持つ音韻構造(この場合、月:ツキ、ゲツ、ゲッなど)がまったく無視されています。
この違反は森と書いて「みどり」と読むなどの例が先行的にあって別に珍しくはないのですが、
「月:らいと」はプラス外来語です。
なんという脱構築的視点!現状の命名法に縛られず常に前進しろというわけか!
漢字の意味から「らいと」という読みを導き出して命名したのか、「らいと」という音韻構造になんとなく「月」を当てはめて命名したのか、ご両親に聞いてみないとわからないのですが、
とりあえず前者とすると
「月」っていい漢字だな→月といえば光だな→ひかり、ひかり、ひかり→らいと!!(ピカーン)
もはや詩的ともいえます。ビバ、メタファー!!

ただ、一つ感じたのが、らいとさん/君の由来(であろうと考えられる)"Light"って
英語圏では苗字としては使われても、名前では使われにくいんですが・・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿